経営コンサルタント奥井の部屋。

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■ 2006年11月分 記事インデックス

2006年11月16日

カテゴリー:経営者の方へ

人手不足

先日、顧問先である食品会社の営業部長が嘆いてました。

「営業マンが足りないので求人をしているけどまともな奴が来ない」と。
その営業部長に『貴方の言うまともな奴ってどんな奴』って聞き返しました。
すると部長いわく「ちゃんと営業が出来る奴」とだから『ちゃんと営業できる奴って
どんな奴って』再度聞きなおすとしばらく考えて「とりあえずきちんとした身なりと
挨拶が出来、遅刻や無断欠勤をせず長く勤めてもらえる奴」と答えが変わって
きました。
そんな程度の人もいないの?と聞くとうんですって。
確かに川原の石ころ以前の求人難ですね。

だったらどっかから出来る奴、引き抜いてこないといけないよねみたいな
結論になったのですが「他所のエース級を引き抜いてくるほどうちの待遇良くないしね
それどころかうちのエース級が他所に持ってかれちゃうよ」とさらにぼやきが。

野球の松阪は60億円でポスティングが決まったみたいですがそんな金額は
関係なく皆さんの会社のエース級社員が引き抜かれない保証はありませんよ。
中小企業もそんな時代になってきました。

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2006年11月12日

カテゴリー:よもやま話

魔法のことば・・・その後のその後

昨日、経営者の勉強会グループで熊野古道を散策して来ました。
朝は雷が鳴り土砂降りの雨でこのままだと中止かなという状況のなか
出発時刻には雨は上がり散策ルートの出発地点に着いたときには傘が
なくても全然大丈夫というところまで回復し、散策途中には奇跡的に
晴れ間すら見えてきました。

ガイドの説明を聞きながらゆっくりとしたペースで2時間弱の道程。
古の人々の想いを感じながらの道行は心が洗われる至福の時間でした。
熊野古道をとおり熊野大社に参拝することは黄泉の国への旅発ちと言われ
古には白装束が参拝者の旅姿だったそうです。
そんな古道を歩きながら様々なことを想いとてもすばらしい時間をすごしました。

無事、参拝を終え休憩のときに隣いた仲間の経営者の人がぽつりと一言。
天気が無事回復し「感謝します」と。
実は私も古道を歩くイメージの中に傘をさしている姿はなかったのです。
私も本当に「感謝します」でした。

ちなみに参拝も終り帰りのバスに乗る頃に振り出した雨はその後本降りになりました。

「感謝」

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2006年11月07日

カテゴリー:頑張りたい人へ

魔法のことば・・・その後

2ヶ月ほど前に五日市さんの「魔法のことば」について書き込みをしました。
その後、書き込みを読まれ実践されている皆さんはついてきましたか?

私は人についていると言うほど大げさに儲かったり仕事が倍になったりというほどの
つきはまだありませんが一歩間違えれば最悪の事態になるところを数回上手に
切り抜けて来ているところをみると随分ついてきてるのかなと思います。

特に毎朝出勤時に妻に玄関先でついてるコールをしてもらうだけで最近はどんなに
疲れていても気持ちが晴れやかになれます。
ただありがとうございますを使う場面で心から感謝し汚い言葉を使わなくても良い状態・環境を
作ろうとしていますがついつい使ってしまい反省しています。
まだまだです。

顧問先の中でもついてるの言葉を使ってスタッフのモチベーションをあげていこうと試みている
婦人服店があり、たまについてきた?と聞くとまだまだですとの返答がありなかなかつきはこないですね
と弱気の発言になりがちな店長もいます。

そんな時、つきはついてるだけをただ唱えていれば誰にでも簡単に来るのではそれぞれがそれなりの
努力や工夫をしているのが前提でその上でついてるを唱えると本当のつきがくるのだよと
言うと努力が足りないなと反省し、次は必ずつくように頑張りますといってくれます。
そんなお店でもついてるを皆で言っていると多少結果が悪いときでもスタッフ落ち込みが少なくて
明日も頑張ろうという気持ちになれるからそれだけでも効果がありますと言っています。

ただやはりありがとうございますと感謝しますの本来の使い方がなかなか出来ないので
まだまだなと反省の声もスタッフの中からも聞こえまだ先が長いことを感じました。
ただこの魔法の言葉を使うことで自分自身の成長目標が明確になりそれに向かって各自が
自助努力により高見に行ければとても素晴らしいことだと思います。

今後の成長が楽しみです。


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2006年11月01日

カテゴリー:経営者の方へ

中小企業の24%が人手不足

日経新聞に商工中金のアンケート結果で中小企業の24%が人手不足という
記事が載っていました。
愛知県の人手不足は深刻ですが全国レベルでも問題は大きいようです。
人手不足の対策としてまずは既存社員のつなぎとめが優先策であるとして
賃金のアップなどを行う企業が大半を占めると記事には書かれていました。

ここで気になった表現が「人手」なのです。
以前書いた川原の石ころで当てはめると初級段階のステージ1である
「言われたことをきちんとできる」レベルの人のことを指しているのでしょうか?
とすると本当に深刻ですよね。
通常、中小企業で人が足りないというと人材不足という表現で
幹部社員が育たないとかいないとかいう話なのですがこの記事では
それ以前の人手不足のようですね。

皆さんの会社は如何ですか?
人手が足りないのですか?
それとも人材が足りないのですか?
どちらにしても当分は人手不足は続きそうですね。

今後の経営課題として重要なテーマの中に「いかに人を集めることができるか」
ということが中長期で取組むべきもののポイントになりますね。

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