経営コンサルタント奥井の部屋。

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2007年09月08日

カテゴリー:経営者の方へ

ISOの功罪

最近、顧問先でQCの話題が出ました。
ISOを取得してから時間が足りずQC活動をほとんどしてないなと。
5~6年前入社の社員はQC7道具知らないんじゃないかとも。

私自身ISO9000番台の審査員の勉強をして(一応資格はあります)その根底に流れる考え方や手法の素晴らしさはよく理解しているつもりです。
しかし最近の風潮はISOを取得すればその後は維持活動のため書類等の万全の準備をすればそれで良し、といった感が多く感じられます。
確かにISOを取得していないと仕事の受注活動に支障をきたすため便宜的にやっている会社が多いことも確かです。

そんな中、旧来品質や社員の技量やモチベーションを高めていたQCが段々風化してしまいました。
ず~っと継続している企業も多くあると思いますがどうしてもISOの維持のため人も時間も割かれ思うようにQCが出来ない中小企業も多くあることだと思います。

今一度時間やコストのこともあると思いますが貴方の会社の品質基準は何なのか見直し本来必要な業務改善活動がおざなりにならないよう気をつけてください。

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