経営コンサルタント奥井の部屋。

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2007年04月13日

カテゴリー:頑張りたい人へ

EQは挨拶から

この季節、JRや地下鉄などの公共交通機関に乗ると新入社員や学生が入口付近に固まって
いて乗降の妨げになっているシーンを良く見かけますね。

先日もJRで新入生と思われる大学生が自分の降りる駅に着いたとき出入り口付近が混んでいて
素直に降りれる状態でないシーンに出くわしました。

普通なら「すみません!降りますから通してください」と言って降りれば通路を空けてくれそうなものを
その学生は無言でぐいぐい乗客を押しているのです。
押されている乗客も押し出されてはなるものかと踏ん張りその学生の前に立ちはだかっているのです。

結果的には押し出しの勝ちみたいな結果でその学生は降りることが出来たのですがきっと押す側も
押された側も朝から不快な気分で過ごす羽目になったことでしょう。

何故、彼は一言いえなかったのでしょうか?
「すみません」の一言でお互い不快な思いをすることなく気持ちの良い朝のスタートが出来たのに。

その翌日、私が車を運転していて住宅地の信号の無い交差点で一旦停止をしたとき通りの右側から
小学生低学年の自転車の女の子が猛スピードで突入してきました。

私が完全に停車していたのとその子の反射神経のよさで衝突することなく、事なきを得たのですが
その時その女の子はすぐに私に向かって「ごめんなさい」といい頭をぺこりと下げました。
さらに数人の友達が追いついてきてその子に「気を付けないと危ないよ」と注意し私に向かって
「済みませんでした」と謝るではないですか。
その後、その他の子供達も私の車の前と通り抜けていくたびに「ありがとう」と言いながら
走って行きました。

普通ならぶつかりそうなとき怒気を含んだ声で「危ないぞ~」と言いそうなところその子たちの
挨拶で心が和み自分の子のように「気をつけて遊べよ」と優しい言葉がつい出ていました。

EQを高めるということはこんなことからなんですね。

電車の大学生のお兄さんはEQ値が低く不快な思いを自分や他人に撒き散らし
一方自転車の小学生の子供達は高いEQ値で皆を巻き込み楽しい時間を過ごしている。

どうせなら楽しい時間を過ごしたいですよね。


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