こんにちはEQコンサルの奥井です。
先般より5Sについての話題を書いていますが意外に経営者の方々で5Sの本当の意味を知って
いる人が少ないことに驚いてます。
5Sというと整理・整頓・清掃までは具体的なやり方を含め一応理解している人は多いです。
中には掃除すればいいんだろみたいな発言をする人がいますが概ね間違ってはいません。
ところがそのあとの清潔・躾になるとどんな意味か理解できない人が多いのです。
清潔はそのまま清潔に保つことです。
すなわち意識、常識の問題です。
これが結構難しいのですが清掃は決められたルールに基づき行動することでクリアできます。
でも清潔は関わっている人たち全員が同じレベルで綺麗を理解、表現できなくてはならないのです。
簡単に言えばすべての場所がピカピカになっている状態を清潔であると言います。
無菌ルームは大げさですがたとえばトイレの便器を素手で洗っても気にならないくらい綺麗にする
ということです。
さらに躾は出来なければ出来るように叱ったり行動をさせることが必要ですが本当の躾は
汚さない心を持たせることなのです。
以前も書きましたが汚れていなければルールを決めて清掃をする必要はないのです。
大切なのはいつもピカピカで清潔に保たれているような状態を一人一人が共通認識(常識)を
もち皆がそれぞれ汚さない、汚れたらすぐに綺麗にするということが出来るようにするのが躾です。
つまり人を育てるんですね!
育てるまで行けば5Sならぬ6Sですね。(作法を6番目にしている有名な経営者もいますね)
皆さんの会社もいつもピカピカでいてくださいね!