私が日々感じること。
税法が非常に複雑で、一般の人にその仕組みを説明するのはとても困難だということ。
とはいえ、私は税務のプロヘ ッショナルですから、皆さんに税法を噛み砕いて分かりやすく説明しているつもりです。
ただ、税法の複雑さとは裏腹に、一般の人に税務の基礎知識があまりにも不足しているという感じは否めないのです。
ですから、時々このブログの中で、税法の基礎知識を紹介していきます。
気が向いたら勉強していってください。
【所得税】
所得税は、個人に対する税金です。
個人の所得に課税されます。
個人の所得は、10種類に分類されています。
利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得、給与所得、退職所得、一時所得、雑所得です。
それぞれの所得を計算して、それを合算します。
そこから所得控除(社会保険料や扶養控除など)というものを差し引きます。
そして、税率を掛けると、所得税額が計算できるという仕組みになっています。
さて、最初の問題は10種類の所得のうち何所得になるかということ。
その判断が非常に難しく、裁判でも度々争われています。
因みに、先頃新会社法が施行され、新たに会計参与という役員が誕生しました。
この会計参与に対する報酬は給与所得という見解が示されていますが、議論が尽くされているとはいえず、疑問の声が上がっています。我々税務の専門家が、自分の所得が何所得か判断に迷うなんて、おかしな話ですね。

